ヤナセは、新車乗用車の累計販売台数が、7月18日で165万台を超えたと発表した。登録ベースでの7月18日までの販売台数は165万76台だった。
統計値は、輸入自動車協会(現・日本自動車輸入組合、JAIA)が設立され、統計が整備された1952年以降のもので、輸入台数は日本自動車輸入組合、販売台数は自社調べとなっている。
同社は、1万台目の到達が1963年、以降、10万台が1974年で、50万台が1988年、100万台が1996年、150万台が2004年となっている。100万台達成の際には、今年3月に逝去した故・梁瀬次郎名誉会長をプレゼンターとして、対象オーナーへの記念品贈呈などのセレモニーを開催した。
累計販売台数165万台のうち、ブランド別では、メルセデスベンツが65万4641台で40%を占めている。次いでフォルクスワーゲンが41万990台で全体の25%、GM系各ブランド(北米、欧州とも)が37万2252台、22.5%と続き、メルセデス・ベンツ以外のブランドの累計が99万5435台と、ほぼ100万台に達した。
今年に入ってからの需要動向として、メルセデスベンツ『Cクラス・ステーションワゴン』やアウディ『A4』、キャデラック『CTS』といったニューモデルの人気に加え、メルセデスベンツ「Cクラス・セダン」やBMW『3シリーズ』など、価格帯400万 - 600万円のモデルの販売が好調に推移している。